今後の公立高校の定員の見通し(2022年10月現在)

先日出た来春(2023年春)の公立高校の募集定員にばかり目を奪われていましたが、世間からの問い合わせが多いのでしょうか、県教委は今後(2024年春以後)の募集定員の見通しを公立高校入試のページに出しています。そのもとになる学校基本調査の小中学生の生徒数を改めて添付しながら。以下がその統計。

岐阜県教委2022年10月発表資料から

現中2生はちょっと増えているんですよね(岐阜地区・西濃地区)。「2023年春に微調整して減らした分を元に戻すのか。現中1は激減しますから定員は大きく減らされるのか・・・」などといろいろ予想する必要も無く、県教委が公式の見通しを示しています。以下の通り。

岐阜県教委2022年10月発表資料から。

というわけで再来年春(2024年春)は岐阜地区・西農地区に関しては増減無しの見込みだとはっきり書いています。2022年度現在中2生はちょっとだけ増えている(岐阜地区・西濃地区)のに増員もないんですねー。現中2生には厳しい公立高校入試になるのかもしれません。まあ全体の数もさることながら志望動向にも大きく左右されるのでこれは分かりませんが。で、現中1では県教委も中学生の人数に応じての公立高校の減員を考えているようです。県全体・地区全体の定員が減っても中学生の人数の減少に合わせているだけなので問題は無いのですが、どこが削られるのか、それが問題です。仮にいわゆる成績上位の高校や、倍率が高い傾向にある高校等から定員が削られると影響は大きいですが。再来年(2024年)10月に出るであろう発表は固唾をのんで見守る必要がありそうです。