【2023年春入試】県教委が改めて独自枠分を記載した定員の詳細を出す

毎年のことなんですが、来春の募集定員の発表があった数日後に独自検査で募集する枠を人数表記した募集定員の詳細を、県教委はひっそりと出しています。県教委のサイト高校入試情報のページこちら(PDF)がその資料で、今年も11/1付で発表していたようです(期末テスト対策で忙しいのもあって気にしていませんでしたが)。その中から岐阜地区と西濃地区の県立高校の分だけを抜粋した表が以下の通りです。

募集定員は既に10/25に出ていますし、独自検査でとる枠が募集定員の何%分かは夏休みに既に出ていますので、それをあわせれば別に目新しい情報は何もないのですが、県教委が発表していたのでいちおう載せておきますね。

2022年4月の散歩風景から。

それにしても今年の県教委のサイト運営に対する「割り切り」はすごいなと。この時期に県教委は例年、各高校が出す個別の検査実施概要(7月までの全体的発表をなぞったものや当日の持ち物などなど特に目新しい内容はない)のページを一覧にしてサイトに掲載していたのですが、何と今年はこれ。

「各高校のホームページをご覧ください」って・・・。高校によっては分かりにくいところに掲載しているところもあるというのに・・・。「分かりやすいところに出せ」って各高校に指導してくれたんかなあ。

これも2022年4月の散歩風景から。

まあ、各高校が出している検査の実施概要は既に発表されているものをなぞったもので新しい情報はほとんどありませんし、実際にどれだけの人が見ているかも怪しく、以前出していたサイトの一覧表も概要そのもののPDFページへのリンクやそのリンクが張ってあるページへのリンク、さらには各高校のサイトだけをとりあえず紹介しているところなど、統一感のないまちまちの内容だったので、こうやって割り切った方法のほうがかえってすっきりしていいのかもしれませんが。

これも2022年4月の散歩風景から。

私にはどうも今年度の県教委がネットでの発表に「力が入っていない」ように見えてしまうんですよねえ。この前の遅れに遅れた今春入試の結果発表が端的に物語っています。情報公開、頑張ってほしいところなのですが。僅かずつ本当に僅かずつですが前進してきた流れが後退してしまうようなことがあったら嫌ですね。