【2022年春入試】高専からの案内

 今年も先週届きましたが、例年入っている募集要項は入っていませんでした。高専のウェブサイトにも募集要項が上がっていないようです。まだ決まっていないことがあるのかな。高専では対面授業が最近全面的に再開されたばかりのようですからね(この点も高校より大学の対応に似ていますね)。入試どころの騒ぎではないのでしょう。

 今年も10月に塾も対象にした説明会を催していただけるようで、その案内も入っていましたが、ウェブサイトで見つけて既に申し込んでいたのでした。今年は何を聞こうかな。まだ考えていませんが。

 前から書いているように、高専はここ数年人気が復活してきていて、推薦入試を狙う生徒も多く、推薦で駄目だった子たち(建築などで発生しやすい)は学力のほうに回りますから、そうでなくても倍率が高い(中には「記念受験」レベルの受験生もいるんでしょうが)学力入試のほうもだんだん内申レベルが上がっています。推薦に公開された基準はありますが、基準を満たしていても推薦枠より多くの生徒が出願していれば推薦合格できないので中学校から推薦してもらえたと言っても安心できません。この点、注意が必要です。

 高専は公立高校入試と違って当日点と内申点の比率を明らかにしてきました。例年通りならほぼ4:6なので岐阜県公立高校入試における多くの進学校よりも内申重視です。しかも公立進学校と違って、内申がよければ推薦という道も開かれます。公立進学校ならいくら内申だけよくても当日点次第では合格できませんからね。高専に合格するためにはまずは内申点。それから当日の入試問題への対策が必要です。特に理数の基礎を学校よりも早めに(予習して)仕上げないと独特な(公立高校入試とはレベルが違う)高専入試問題に対応する実戦的な演習が十分にできません。逆に理数で先のことを学んでいないうちから過去問に取り組んでもちんぷんかんぷんですので、まずは学習内容を先へ。

 例年通りなら説明会→校内見学ですが、コロナ禍の中ですから校内はのぞかせてもらえないかなあ。何度も見学していますが、機会があれば見学したいところです。

こう見るとまるで右側だけが博物館のようだが、左の施設が昆虫博物館で右は市の歴史博物館。