私立中学という選択

都会では中学受験がさかんというより
今ではもうごくありふれた風景で
私立の中高一貫校も多数あるが
この岐阜県内にも私立中学校はある。

4月の散歩風景から。

といってもその態様は様々だ。
中高一貫校もあるし、
またそうでない学校もある。

4月の散歩風景から。

近隣では岐阜東中と鶯谷中は先取り教育型の「中高一貫校」だ。
特に岐阜東中学は、高校からの外部進学生とは
ずっと別コースに分けられているという意味で
一番「純粋な」中高一貫校かもしれない。

4月の散歩風景から。


他方、鶯谷中学は高校からの入学組と高3で一部混ざるといっても高校入学組の中でも特に優秀な生徒と上位クラスをつくるためであるから、このカテゴリーに入るだろう。

その一方で、そうではない私立中学校もある。
聖マリア女学院中は
みんなそのまま聖マリア女学院高校に進むが
中学から英語には力を入れているものの
先取り教育をする中高一貫校ではない。
もちろん高校に進めば
外部から入る生徒とも混じって学ぶ。

その代わり、キリスト教系を中心に
(特に上智・南山との結びつきが強く進学者数も図抜けている)
推薦で大学を目指す生徒が中心になっており
ある意味、都会にある有名大学の附属校のような趣だ。

4月の散歩風景から。

そんな私立中学校の中で、
岐阜聖徳学園中学校は
小学校から大学までもつ学校法人の中にありながら
中学校の教育は中学校で完結しているという
公立中学の上位互換版ともいうべき特異な存在だ。
小学校から内部進学してくる生徒もいるそうだが
主流ではないし
同じ学校法人内の岐阜聖徳学園高に進む子もいるが
それが主たる目的の中学校でもない。
多くは県内の公立進学校や
他府県の難関私立高校などに進んでいく。
余所の高校に進みたいというと
普通、私立中はいい顔をしないところが多いが
ここはそういうことになっていないということだ。

4月の散歩風景から。

先取りして大学進学に備えるでもなく
エスカレーター式に進学するためでもない、
純粋に中学校教育そのものを
上質にしたい人向けというところか。

詳細は岐阜聖徳学園中のサイトをご覧になればいいが
毎授業、生徒が移動する
「教科センター方式」を採用したり
カフェテリアで給食をとったり
もちろん送迎にはスクールバスも出しており
公立中学より質の高い教育を望むが
先取り型の中高一貫校に通うつもりはない、
高校は公立の進学校に通いたい、
または高校は他県の難関高校に行きたい、
という人にとってよい選択だろう。

4月の散歩風景から。

この秋には多くの私立中学校が模試を行い
そこで奨学生を認定するところも多い。
興味のある人はそれぞれの学校に
問い合わせてみるとよい。