県教育長が替わり、新しい教育長さんは高校教員出身の方だそうです。たしかに以前は非教員系の県職員からだったり大学の先生からだったりしましたね。今朝の新聞に出ていました。
「命守り夢育てたい」 堀・県教育長、県庁で就任会見 https://www.chunichi.co.jp/article/231504?rct=gifu
(前略)教員出身としては二十五年ぶりの教育長となった堀さんは「二十年間の高校教諭の経験は、教育長として判断したり施策を進めたりする上で大切な物差し。よりどころとしたい」と話した。(後略)
ということで、これから現場目線の教育政策に期待したいのですが、教育長交代でドタバタしているからなのでしょうか、この春の入試でミスが複数あったからでしょうか、新型コロナウイルス感染症対応が定まらないからでしょうか、それとも担当者が変わったのでしょうか、来年度の高校入試の予定がまだ・・・。昨年だけが異常に早い発表だったのかな。また一昨年までのように4月中に発表すればいいという感じなのでしょうか。県教委の入試情報のサイトも、依然として今春の入試情報のままです。何だかなあという感じですねえ。
「現場の物差し」としてはこれだけ公立高校入試が複雑化して、負担が増えているというのはあるのでしょうか。前も書いたように第一次選抜本検査・第一次選抜追検査・第二次選抜と3つも試験が用意されているわりに多くの人にとっては受験機会が1回のようなもので、負担と実態が見合っていない感じもあります。今年の第一次選抜の英語での相次ぐ間違いも、そういうところから来ているのかもしれません。前も書いたように、追検査と第二次選抜のあり方については再検討が必要かもしれません。