例年こんな時期だったかなあ、2022年春(令和4年度)岐阜県公立高校入試の「入学者選抜要項」が既に出ていました。先月末日付の更新になっています。ざっと見ただけですが、内容は既報のもの、または例年通りのものばかりで目新しいことはありませんでした。この「入学者選抜要項」にも7月末までに実施概要を県教委が出す旨が書いてありますので、例年通り7月末には先日書いたような諸々が出るのでしょう。10月末までに各高校がホームページに出すというものはその詳細版です。高校によっては独自検査で必要な諸々の書類を掲載するところもあります。
というわけで大きなニュースではありませんでしたが、取りあえず県教委に動きがあったので書きました。前も書いたように次の注目は7月末です。これも以前から書いているんですが、もうちょっと早くならないんですかね。7月末、もう高校見学が始まっているんですよね。順番が逆じゃないかと思うんですよ。高校見学は入試説明会ではないとはいえ、特に独自検査の要件によっては志望校が変わる子もいるでしょうに。高校見学の申し込みをする時期を考えると5月末が理想ですよね。今年は何とその5月末にやっと入試のアウトラインが出てきたんですが。
土日の部活は地域で
募集要項とは全く関係ないんですが、先日の新聞にこんな記事が。ネットにも上がっていました。
土日の部活は地域で運営 中学教員の負担減へ23年以降
https://www.chunichi.co.jp/article/282361?rct=gifu
教員の負担が問題となっている中学校の土日の部活動について、県教委の堀貴雄教育長は二〇二三年以降、段階的に地域で活動するスポーツ団体に運営を移行していく考えを示した。県内自治体の教育委員会の取り組みを県教委が支援していく。(以下略)
全国的な流れで県下でも既に一部の市町村が取り組んでいますね。2023年ということは再来年、今の中1の子たちが中3になっている頃ですね。彼らは中3の夏で引退する子が多いでしょうから実質的な本格対象学年は今の小学校高学年からかなというところです。これで学校の先生が授業に集中できれば教育の質向上、教員の待遇改善につながるかな。先生は働き過ぎですよ(と私が言うのもいろんな意味でおかしいかもしれませんが)。これを機に平日の部活動の担い手についても考えていってほしいですね。