岐阜県の来春(2022年春)の公立高校入試日程が出ました。出題ミスなど混乱もあった今春入試を受けて何か変わるのかと思ったら何も変わりませんでした。去年と変わり映えのしない日程でした。これを出すのにこんなに引っ張る必要があったのかあ、という不満はさておき、今日決まるというので明日の朝刊を待とうと思ったら、もうウェブサイトが更新されていました(以前は報道機関に遠慮してか、情報解禁ルールがあったのか、朝刊の新聞で出た後でウェブサイト更新なんてこともあったんですが)。この対応は素晴らしい。
それはさておき、来春の公立高校の日程です。このページのPDF資料から。
令和4年2月10日(木)~2月16日(水)正午
令和4年2月17日(木)~2月22日(火)正午
土日は当然ながら高校側はお休みです。
令和4年3月3日(木)
令和4年3月18日(金)
令和4年3月21日(月・祝)
この春の日程とほとんど同じですね。今年もまた、公立高校入試(第一次選抜)から合格発表までが長~い日程になりました。半月以上待たされます(3/3入試→3/21発表)。ちなみに新型コロナウイルス感染症対応が必要なかった以前はインフルエンザ対応追検査が間に入っても発表まで8日間待つだけで済みました。新型コロナウイルス感染症対策で仕方ないとはいえ、この日程、間延びしますねえ。以前も書きましたが、入試から合格発表までは「自由にのんびり過ごして」と言うのですが、こうも長いと普通科進学校に進む子は途中で勉強に切り替えが必要かも。
なお、同時に学科再編についても発表されています。
最近の学科再編の流れの一つ、単位制普通科の導入が来春からも進みます。
加納高校、羽島高校、池田高校の普通科が単位制普通科になります。羽島高校や池田高校はこれが人気回復の起爆剤になるでしょうか。
また、普通科以外つまり専門学科では
岐南工業高校、多治見工業高校、高山工業高校の各学科が名称変更(~科が~工学科になるなど)し、
岐阜工業高校、可児工業高校で建設工学科が建築工学科と土木工学科に分かれるものの募集は「学科群」として従来通りまとめて募集し、
恵那農業高校で農学科群単位での募集になり一部学科が廃止・新設され、
坂下高校の普通科と生活デザイン科が廃止されて「地域探究科」が創設され、
中津川工業高校が岐阜工業高校のような学科群単位の募集になり、
土岐紅陵高校、恵那南高校(ともに総合学科)で「文理進学系列」が単に「進学系列」になり、
市立岐阜商業高校の学科名が前年までの県立の商業高校各校と同様に「ビジネス~科」に名称変更されることなどが発表されました。
こう羅列すると結構変わりましたね。名称変更だけのところもありますが。
県外募集についても発表されましたが、岐阜県内の人には関係がないのでここでは省略します。
受験生(受検生)のみなさん、頑張ってください。