一昨年・昨年に引き続き6月末の発表でした。その前(2022年=2023年春入試向け)までは7月末頃だったのですが。
県教委は2025年6月30日に発表しました。

 もう6月末日がすっかり慣例化しているということでよいのでしょうか。早くなるのはよいことです。以前からこのサイトでは「各高校の実施概要は夏休みの高校見学に間に合うように出してほしい、できることなら7月の中学校の三者懇談に間に合うように出すのがいいですが」と主張してきました。県教委の関係者が見てもいないだろう、このインターネットの片隅にあるサイトの意見が採用されたなんてことはないでしょうが、3年続けてとなるとその思いが実現されたと思って喜んでおります。欲を言えば夏の高校見学の申し込みが始まる前の6月前半までに出すのが本来あるべき姿なんだとは思いますが、以前は多くの高校の高校見学が終わってから概要が出るようなひどいありさまでしたから、それよりはずっとましです。

 令和8年度岐阜県公立高等学校入学者選抜の実施概要一覧というのが岐阜県公立高校を受験(受検)する生徒全員に関係する資料で、令和8年度第一次選抜の独自検査を含む選抜における選抜要件一覧というのは独自検査を受けようという生徒だけが関係のある資料です。

 実施概要一覧のほうは2026年春に岐阜県の公立高校を目指す皆さんに関係のある内容です。独自検査の要件は関係のある人だけ要チェックです。それぞれ見ておいてください。ここには弊塾に関係ありそうな岐阜地区と西濃地区の全日制公立高校の第一次選抜の実施概要一覧だけ転載しておきます(第二次選抜は欠員補充のための「二次募集」で多くの生徒にはほぼ関係がないので)

さあ、これで夏までの公式発表は一通り終わったでしょうか。次は10月に2つ、大きな発表があるはずです。①今春(2025年春)入試の平均点ほか成績の発表 と ②来春(2026年春)入試の公立高校の定員発表。
それから県教委は各高校のサイトにそれぞれの実施概要を10月末までに載せるよう指示していますが、内容的には今回発表されたもの+αといったところです(独自検査がない学校では+αもないでしょうか)。
平均点など成績の発表は以前は9月だったのですが、近年ずっと10月になっています。定員については地区ごとの見通しが既に昨年に出ていますが見通し通りにはならないこともありますし、高校ごとの定員はまだ出されていないので減員される地区でどの高校の定員が減るのか注目です。