ほぼ毎年書いている「予想は難しい」シリーズです。

 岐阜県公立高校入試(第一次選抜)の学力検査は3/5終わりました。多くの高校受検生(受験生)は3/5だけで入試の全日程を終えたことでしょう。明日には中学校に登校して友達と難しかったとか簡単だったとかいろいろ言い合うことでしょう。テレビ(ぎふチャン)の解答速報では毎年平均点の予想を流しています。それによると今年の合計平均は、下がる予想、難しめの問題だったという予想となっています。その見立てが果たして正しいのか?それが後日発表される県教委発表の公式の平均と比べてどうだったかを検証するのがこの記事のシリーズです。

県教委発表の平均点とテレビ解答速報の予想平均点

 この企画を始めた当初は、ざっくり言えば「ほーらテレビの解答速報ではああ言っているけど、予想平均と公式発表の平均は結構ずれていることもあるから、結果が分かるまで何とも言えないんだからそんなに気落ちしないで」という趣旨で始めたのですが、予想している側の精度は一昔前よりは上がってきてはいます(たまに大外しもありますが)。こんな記事を毎年作っていて何ですが、私にはとても予想はできません。いずれにしろ、本当の平均が出るのはずっと後、入試のことなんてみんな忘れた秋ぐらいのことです。

 本当のところはどうだったかはここから数週間程度では分かりません。終わったことをいろいろ考えても仕方がありません。まずは目の前に迫った卒業式を思い出深いものにしてください。そして3月14日午前9時までの合格発表待ちの期間、今までのストレスを発散させるのもいいと思いますが、遊んでいるだけでは飽きて疲れてしまうでしょう。本を読むとか芸術に触れるとか、また意識の高い子は高校へ向けての勉強をスタートさせてもいいでしょう。個人的にはこの期間に勉強するなら「高校入学後」を意識するだけではない、自由な勉強をしてほしいと思います。ともかく終わった入試のことはいったん忘れて、今までの疲れをとりつつ有意義にこの期間を過ごしてください。