公立高校入試の朝

 世間では公立高校入試(第一次選抜)の当日だ。今年もなぜか早起きした。昨年までなら幟や旗を持ち大手塾の面々に混じってどこかの高校の門前に立っていた朝だ。入試の当日は格別だった。

静かに祈る朝

 今年は県教委が塾を対象に「門前での応援をするな」と通達を出しているし、そうでなくても結果として彼らを途中で放り出すことになった身、どの面を下げて応援に行くという突っ込みもあろう。病み上がりの身、自分では「できる」と乗り気だったが、周囲はどう考えたか・・・いまは車での移動も自分一人ではできない身なので、周囲を振り切って出かけることもできない(この田舎では移動に車は必須。早く運転できるようになりたいが)。やむなく家で静かに彼らの健闘を祈ることにする。

 去年までは入試が終われば彼らが集まってのちょっとした会が開かれたが、今年は当然それもなし。残念だが仕方ない。

受験生に逆に励まされる自分

 彼らは移籍した後も頑張ってくれたようだ。突然の環境変化によく耐えてくれた。もちろん受け入れてくれた皆さんにも感謝だ。昨日の晩は入試前日というのに複数の電話を受験生からこちらがもらった。あべこべだろう。本来なら私が電話するところだ。彼らの元気な声にこちらが励まされた。励ますのはこちらの仕事だろうに。入院中、私の知らないところで後処理に尽力してくれた妹の娘も高校受験生(地区は違うが)。「あの世からのメッセージ」として電話で彼女を励ましておいた。