今春(2022年春)岐阜県公立高校入試(第一次選抜)の平均点ほか成績結果の資料が、今日10月18日(火)にやっと出ました。

4月の散歩風景から。

例年なら9月後半には出ているものがいったいどうしてこんなに遅くなったのか、説明してほしいくらいですが、まあ入試の成績・結果なんて注目している人はそんなにいないだろうから適当にやっておけって感覚なんでしょうかね。

これも4月の散歩風景から。

とにもかくにも結果が出ました。岐阜県教委のウェブサイトのこちらです。

これも4月の散歩風景から。

今春入試、平均点(324点)は昨年度を上回り、過去最高だった2019年春(320点)も上回って、現行制度になってから最高になったのですが、「すごく簡単だった」という声の割にはそこまで点数に変化がないようにも見えます。それはつまり上下に学力格差が広がっているからでしょうね。点数がとれる上位層はがんがんとれたし、そうでない子はちょっとよかったぐらいという差が激しかったのでしょう。だから「平均点」にすると印象ほどは劇的な大きな変化はない。

これまた4月の散歩風景から。

これが今春(2022年春)入試の全日制高校だけの成績分布。全日制だけの平均点(当サイトで並べている平均や解答速報の「予想平均」とは集計範囲が違う)は329点。450点以上が明らかに多いですね。1割に迫っています。逆に300点未満の層は平均点が上がっているにもかかわらずそれほど減っていません。「入試は簡単」は400点以上とれる力を持った子たちの認識だったと言えるでしょう。

岐阜県教委発表「令和4年度学力検査結果」資料の「成績の概要」から引用。

これが昨春(2021年春)入試の全日制高校だけの成績分布。全日制だけの平均点(当サイトで並べている平均や解答速報の「予想平均」とは集計範囲が違う)は320点。

岐阜県教委発表「令和3年度学力検査結果」資料の「成績の概要」から引用。

そしてこれが2020年春入試の全日制高校だけの成績分布。全日制だけの平均点(当サイトで並べている平均や解答速報の「予想平均」とは集計範囲が違う)は303点。

岐阜県教委発表「令和2年度学力検査結果」資料の「成績の概要」から引用。

最後に2019年春入試の全日制高校だけの成績分布。平均点では今春(2022年春)に最も近い結果だったかな。全日制だけの平均点(当サイトで並べている平均や解答速報の「予想平均」とは集計範囲が違う)は325点。2022年春(今春)の結果に分布も似ていますが、450点以上の割合が今春のほうが高いですね。この年は中の上の子たちの点数が伸びた感じ。

岐阜県教委発表「平成31年度学力検査結果」資料から引用。
4月の散歩風景から。

とにもかくにも9月からの持ち越し課題がやっとすみましたね。これで本来今月中に出るはずの定員発表に集中できます。「この調子だと定員発表のどさくさに紛れてこっそり公開するのかな」と思っていましたので、やれやれです。

4月の散歩風景から。

近日中に入試平均点のページも更新する予定(9月後半からずーーーーーーーっと待ち構えていたんですが待ちくたびれていたら不意打ちに遭った感じですぐ更新できなくて・・・ごめんなさいね)です。