昨年は2023年11月16日に県教委が出した今後の公立高校定員の見通し(2022年は10月の定員発表とほぼ同じころに出していたので2023年はそれよりもう遅くなっていた)、今年はさらに遅れて2024年11月26日付で出ていたようです。なかなか出ないので、今年はもう出さないつもりかなとちょっと油断していました。県教委は「出すつもりがなかった」のではなく、「見込みを考えるのに苦労していた」のかもしれません。知りませんが。
今回から翌々年春の定員だけの予測になりました。
参考までに、昨年(2023年)11月に出した見通しが下のもの。
昨年秋までは2学年先まで出していました。
ということで令和8年度(2026年春入試)の見込みについて比較すると、
岐阜地区は減る見通しだったものが増える見通しになり、逆に飛騨地区は削減幅が拡大しています。他の地区はほとんど変わらない予測でしょうか(表の下の注のように、今年の発表から「増減なしの見込み」も「0~40名程度増/減の見込み」に含める表記になったようです)。
「このように2年先なんてなかなか細かく見込めないから、とりあえず来年だけ見込んでおけ」ということになったということかもしれませんね。
↓ 繰り返しますが下の表は昨年秋に出された見通しです。
改めて昨年秋に出された見通しを、もう発表されている来春(令和7年度・2025年春)入試の定員と比較すると、岐阜地区(▲120)・西濃地区(▲80)は見込みの下限値で削減、美濃地区・可茂地区は見込み通り±0、東濃地区(▲20)・飛騨地区(▲16)は見込みよりも削減幅を縮小していることが分かります。
県教委は次の学年の見込みにも苦労しているようです。
以前も見込みと違うことはありましたね。
蛇足ですが、岐阜地区の定員合計がこのサイトの出願状況ページの岐阜地区の合計欄と違うので、「このサイトの表が間違っていたか」と一瞬焦りましたが、上の見込みは「県立」高校の見通し、つまり市岐商(160名分)が合計に入っていないのですね。それで数字が違うのでした。