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【勉強法】目標をもつということ

 子どもの頃抱いた夢や目標には、大人からすると「実現は難しいんじゃないか」「それで悠々と暮らしていけるのか」と思えるものもあります。が、その夢や目標はそのまま大事にしてほしいと考えます。

 「宇宙飛行士になりたい」「ユーチューバーになりたい」「サッカー選手になりたい」「医者になりたい」目標はさまざまでしょう。実現のために勉強が必要なもの、一見すると勉強はあまり必要なさそうに見えるものなど、いろいろです。勉強が必要そうに見えるものなら、それをモチベーションに勉強を頑張ることができますし、たとえそれが叶わなくても(叶わない人のほうが多い仕事もあるでしょうが)勉強したことは残りますから、何らかの役に立つでしょう。一見、勉強とは関係ないものでも、そうでもありません。スポーツをするのに頭脳が必要ないということは、今やほとんどのスポーツで無いと言ってもいいでしょう。また、たとえプロになっても多くのスポーツ選手の寿命は短く「セカンドキャリア」が問題になります。そのためにも勉強は必要です。

 一番困るのは目標がない子です。「将来のために勉強しましょう」といわれても将来像もないのですからピンときません。目標は(実現可能性云々をそろばん勘定せず)早めに設定しましょう。あまり早めなら変遷してもいいでしょう。将来について考える、目標を持とうとする作業自体に意味があります。

 それが実現するかどうかはどうでもいい。勉強することと将来を考えること自体が、子どもたちの糧になります。私自身、小さい頃のいくつかの夢の中に「塾講師」とか「塾経営」というものは入っていませんでした(塾に通っていないのですから出てきませんよね。塾がどういうところで何をするのかもこの業界に入ってから知りました)し、私が子どもの頃はそもそも塾講師というものが専業の商売として世間ではあまり認知されていない(学生のアルバイトか何かの仕事の片手間でやるものという認識だった)状態でした。

 私は言ってみれば将来の目標を一つも実現できなかった「敗者」ですが、目標があったからこそ、堕落したときの自分、落ち込んだときの自分に自ら活を入れることもできました。凡人ですので夢や目標がなければ堕落したまま、落ち込んだまま、横道に逸れたままになってしまったかもしれません。多くの凡人にとって目標がないままに自己を律するのは大変な作業だと思いますし、天才は知りませんが調子のいいときもあれば横道に逸れるときも調子が悪いときもあるでしょう。いろんな意味で駄目なときに軌道修正できるのは、周りの影響もあるでしょうが最後は本人です。目標があれば、将来像があれば、軌道修正もできるのだと思います。