延長される緊急事態宣言で

 学校がどう対応するのか、先日の第14回「岐阜県新型コロナウイルス感染症教育推進協議会」でも、全面オンラインだった県立高校について「進路決定を控えた高3は登校、高2・1はオンライン原則」と対応が変わり、さらに「小中学校については現在の取り組みを基本としつつ各市町村の実情に応じて対応する」と、言ってみれば「市町村に丸投げ」の状態が続きました。

盛夏、岐阜公園横の鏡岩水源地で。この建物自体が文化財だなあ。

 それで、こんなことも当然起こるわけで別に不思議なことでもありません。

緊急宣言延長、学校の対応は? 岐阜県内、通常授業復帰にばらつき
https://www.gifu-np.co.jp/news/20210912/20210912-105260.html
>新型コロナウイルス感染対策の緊急事態宣言が13日以降も延長されることに伴い、岐阜県内の主な11市のうち5市が小中学校の通常授業への復帰を見送る一方、4市では通常授業をスタートすることが11日、岐阜新聞社のまとめで分かった。(後略)

 小中学校については「市町村立なんだから市町村で考えなさい」というのも正論ですし、「県として統一した対応を示してほしい」というのもまた正論ですが、感染症対策に県として取り組んでいるわけですから、県としての統一した基準を示したほうが良かったかもしれません。ただ、同じ岐阜県内でも感染状況はだいぶん違います。山間部の町村まで感染状況が酷い岐阜市などにあわせるのも (外形的には公平に見えるかもしれませんが)不自然であり不合理・非科学的でもあります。国が全国一斉に緊急事態宣言を出したり、全国一斉に休校を要請したりはしていない現状では「地域の実情に応じて」という考え方は当然あり得るでしょう。ただ、授業を行えばこんなことも。

>通常授業を行っている中津川市では、児童の感染で10日までに小学校3校の3学級で学級閉鎖の措置を取っている。(先ほどの記事から)

こういうリスクもあります。感染は未然に防ぐのが一番幸せです。ただ、中学校の対応の差が進路決定、もっといえば全県一斉に行われる県立高校入試に影響するかどうかというのを考えると、保護者のみなさんも落ち着かないでしょう。そのあたり、今後は不公平感が残らない対応というものも改めて求められるなあと思います。難しいところです。