2021年春入試の平均点が出た

 今日はもう出ないんかなと思って「出なかったね。遅いね。今月はあと4日しか平日がないよ。」という記事を書こうと思ったら、何と出していました。

2021年春(令和3年度)岐阜県公立高校入試・第一次選抜の平均点は、5教科で316点(県教委は全日制・定時制・連携型選抜を含む受検生全体の5教科合計平均を一昨年から発表していないので、これは各教科の平均を合計したものです)。「易しかった」という大方の見方通り、一昨年ほどではないにせよ、平均点は大幅に上がりました。また、上の表にあるように、入試当日の夜に放送された「解答速報」番組で示された予想平均にかなり近い数字になりました。2020年春に引き続き「解答速報」としては2連勝といっていい結果でした。数学の下落だけは外していますが…。

解答速報の予想平均との比較は要らない。県教委発表の公式平均だけ並べてほしいという方のための表。

今春、一昨年(2019年春)ほどの高い平均にならなかったのは数学の平均がそこまで高くなかったからということですね。逆に言うと一昨年(2019年春)は、「5教科ほぼ揃って例年よりも易しめ」という近年稀に見る異常な年だったんだなあと改めて見て思う次第です。一昨年春(2019年春)が前年比+15点、昨春(2020年春)が-24点、今春が+20点と乱高下していますね。一昨年の異常な平均からの沈静化?がまだ済んでいない感じです。2022年春はどうなるのでしょう。なお、各設問ごとの正答率や得点分布などの詳細は県教委のサイトのこちらのページに。

さあ「答え合わせ」は終わりました。次の重大発表は10月にされる高校定員の発表ですね。どうなるでしょう。