2024年5月23日(木)付で
岐阜県教育委員会が来春2025年度（令和７年度）公立高校入試の日程の全貌を発表しました。3月に発表したのは検査日と合格発表日だけでしたが、出願期間等の日程が追加で発表され、来春（2025年春）入試日程がようやく完成しました。
2025年春
岐阜県
公立高校入試の日程
■ 第一次選抜（全日制及び定時制の課程）
世間で「公立高校入試」といえば、通常はこれを指して言っています。欠員が出た（つまり定員割れした）高校が行う「第二次選抜」が後にあるので、こういう呼び方になっているわけです。
<出願期間>
2025年2月7日（金）正午 ～
2月13日（木）正午
WEB出願になって期間初日の正午開始となり土日祝日も受け付けます。願書はWEB出願システムで間違いのないように事前に作成した「下書き」を送信するだけですので、最初の出願締切の2/13（木）夕方に「出願状況」が分かるというのが実際上大事な点でしょう。
<変更期間>
2025年2月14日（金）午前9時～
2月18日（火）正午
「変更期間」とは、１回だけ出願先を変えられる期間です。
2024年春からのWEB出願システムでは期間中の土日も受付されるようになりました、変更期間中の途中経過の出願状況の公表は土日にはされません。中学校との連絡その他も考えると土日は変更期間であって変更受付期間でないようなものかもしれません。また、2024年春にあった出願期間と出願変更期間との間の1日も消えました。出願変更を考える余裕は実質1日短縮されています。
<検査期日>
2025年3月5日（水）
※一部の高等学校では6日（木）にも実施
「検査期日」とは公立高校入試の日のことです。
3/5（水）に５教科の学力検査を行い、面接のある高校のほとんどはそれも済ませるでしょう。独自検査まですべて１日でやってしまうところが多いです。 3/7（木）もやるのは、一部の高校の独自検査や実技検査などですね。
検査期日の学力検査の時間割
9:20～10:10 国語
10:30～11:20 数学
11:40～12:30 英語
13:20～14:10 理科
14:30～15:20 社会
<追検査>
2025年3月11日（火）
※一部の高等学校では12日（水）にも実施
コロナの他、インフルエンザ等で受検ができなかった生徒を救済するための追検査です。面接や実技検査がある高校、独自検査を受ける場合も同じようにやります。学力検査の問題は当然別です。本検査と比較して問題は全体的にやや難しいように思います（個人の感想）。
<合格発表>
2025年3月14日（金）
検査日（入試日）から合格発表までの期間も昨年と同じです。コロナ禍の最中と比べて追検査までの期間が短縮されているので、本検査から合格発表までの間隔もコロナ禍の頃と比べて大幅に短縮され、コロナ禍以前の状態に近くなっています。
例年通りなら午前９時発表です。この日は合格発表と同時に第二次選抜の募集人員も発表されます。 当然ながら、ここで定員が埋まっている高校では第二次選抜は行われません。
以上が第一次選抜の日程ですが、ここで簡単に第二次選抜についても触れておきましょう。 第一次選抜で合格した人は第二次選抜には出願できません（「合格を蹴って」ということもできませんので気をつけましょう）。
■ 第二次選抜（全日制及び定時制の課程）
第二次選抜は欠員が出た高校だけ行う入試です。当然、多くの高校では実施されませんし、実施される高校でも募集人員は数名程度というケースが多いです。定員割れした人数分だけ募集するわけですから、当然なのですが。
日程は
3/15（土）午前9時～3/17（月）午後4時 出願期間
3/18（火）午前9時～午後4時 出願変更期間
3/21（金）入試
3/25（火）合格発表
2024年春との変更点は出願期間が長くなり（3日間）、出願変更期間が短縮されたこと（1日だけに）。出願期間に余裕が生まれました。出願者数を増やそうということでしょうか。第二次選抜の出願変更は稀なケースなので出願期間を長くする代わりに変更期間が短縮されたのでしょう。
