脳幹出血からの帰還9 退院とその後(2)

感謝とお詫びと

 退院後は様々な人に会って、感謝とお詫びをしていますが、その中で知った事情も少なくありません。彼らが入院中の私を知らないと同じく、私も病院外で何が起こっていたか、ほとんど知りませんでした。自分がのうのうと入院している間に周りの人たちにいかに苦労や迷惑をかけていたか、話を聞き学ぶ日々です。入院中はコロナ禍の影響で同居の家族とすらほとんど面会ができなかったし(数度会っただけ。差し入れはすべて1階の係の人が受け取り、看護師さん経由でやってくるのが基本)、たまに会っても「心配かけてはいけない」と病人に深刻な話はあまりしなかったので、病院の外のことはほとんど知らなかったのです。

続く通院・「寛解状態に近い」

 退院したと言っても通院でリハビリは続けていますし、入院中と変わらず同じ薬を同じ量飲んでいて「完治」ではありません。退院時にもらった「退院証明書」にも「寛解状態に近い」とは書いてもらいましたが、「完治」とは書いてないです。