2024年春(令和6年度)岐阜県公立高校入試の日程

2023年4月21日(金)
岐阜県教育委員会が2024年度(令和6年度)公立高校入試の日程を決定・発表しました。

2023年7月8日(土)加筆訂正
2024年春からのWeb出願システム導入に伴って、2023年春までとは全く異なる、いろいろな変化が起きているところを「例年通り」と誤解していた部分を、訂正し大幅に加筆しました。図も作り直しました。

2024年春 岐阜県 公立高校入試の日程

■ 第一次選抜(全日制及び定時制の課程)

世間で「公立高校入試」といえば、通常はこれを指して言っています。欠員が出た(つまり定員割れした)高校が行う「第二次選抜」が後にあるので、こういう呼び方になっているわけです。

<出願期間>
2024年2月9日(金)正午 ~2月14日(水)正午

Web出願になって期間初日の正午開始となり土日祝日も受け付けるようです。願書はWeb出願システムで間違いのないように提出するだけですので、最初の出願締切の2/14(水)に「出願状況」が分かるところが大事でしょう。

<変更期間>
2024年2月16日(金)午前9時~2月20日(火)正午

「変更期間」とは、1回だけ出願先を変えられる期間です。
今年も土日を挟んだ日程になっていますが、2023年春までと違うのは土日も受け付けるのだろうという点と、Web出願システムによってより簡単に志望校を変えられる点。出願者数の変動が2023年春まで以上に大きくなる可能性もありますが分かりません。今まで通り、変えられるのは1回だけですので。

<検査期日>
2024年3月5日(火)

  ※一部の高等学校では6日(水)にも実施

「検査期日」とは公立高校入試の日のことです。
3/5(火)に5教科の学力検査を行い、面接のある高校のほとんどはそれも済ませるでしょう。独自検査まですべて1日でやってしまうところも多いです。 3/6(水)もやるのは、一部の高校の独自検査や実技検査などですね。  

「検査期日」当日の時間割
9:20~10:10 国語
10:30~11:20 数学
11:40~12:30 英語
13:20~14:10 理科
14:30~15:20 社会

<追検査>
2024年3月11日(月)

  ※一部の高等学校では12日(火)にも実施

面接や実技検査がある高校、独自検査を受ける場合も同じようにやるということですね。

「追試」は2020年春から導入されました。 インフルエンザや新型コロナウイルス感染症にかかったなどの理由で3/5(3/6)に欠席した受験生のうち、希望者が受けられる入試です。 なお、県教委はインフルエンザの場合は3/5に別室で受験することも認めてきましたので、インフルエンザになった受験生は追検査にまわるか、3/5に別室で受験するか、選択できることになります。 学力検査など3/5と同じように行いますが、入試問題は3/5とは別のもの(そりゃそうだ)。上に書いた諸事情の結果、追検査の受検を申請する場合は3月7日(木)正午までと決められていますから注意。

<合格発表>
2024年3月14日(木)

追検査が2023年春までよりも大幅に前倒しされた影響で、本検査から合格発表までの間隔も大幅に短縮され、コロナ禍前の状態に近くなりました。
例年通りなら午前9時発表です。この日は合格発表と同時に第二次選抜の募集人員も発表されます。 当然ながら、ここで定員が埋まっている高校では第二次選抜は行われません。  

以上が第一次選抜の日程ですが、ここで簡単に第二次選抜についても触れておきましょう。 第一次選抜で合格した人は第二次選抜には出願できません(「合格を蹴って」ということもできませんので気をつけましょう)。  

■ 第二次選抜(全日制及び定時制の課程)

第二次選抜は欠員が出た高校だけ行う入試です。当然、多くの高校では実施されませんし、実施される高校でも募集人員は数名程度というケースが多いです。定員割れした人数分だけ募集するわけですから、当然なのですが。

日程は
3/15(金)出願
3/16(土)~18(月)出願変更
3/21(木)入試
3/25(月)合格発表

大きな変更点は1つ。従来1日しかなかった第二次選抜の出願変更期間が、3日(2.5日)になりました。Web出願のためでしょう、土日も受け付けるようです。これでどの程度出願変更があるかは、初めてのことなので分かりません。県教委が第二次選抜の環境整備をして第二次選抜を受けやすくしている(最終的な定員割れをできるだけ回避したい)のは、何となくうかがい知ることができます。

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