2025年4月18日(金)
岐阜県教育委員会が来春2026年度(令和8年度)公立高校入試の日程を発表しました。

2026年春

岐阜県

公立高校入試の日程

■ 第一次選抜(全日制及び定時制の課程)

世間で「公立高校入試」といえば、通常はこれを指して言っています。欠員が出た(つまり定員割れした)高校が行う「第二次選抜」が後にあるので、こういう呼び方になっているわけです。

<出願期間>
2026年2月6日(金)正午
2月12日(木)正午

WEB出願になってから期間初日の正午開始となり土日祝日も受け付けています。願書はWEB出願システムで間違いのないように事前に作成した「下書き」を送信するだけですので、最初の出願締切の2/12(木)夕方に「出願状況」が分かるというのが実際上大事な点でしょう。

<変更期間>
2026年2月13日(金)午前9時~
2月17日(火)正午

「変更期間」とは、1回だけ出願先を変えられる期間です。
2024年春のWEB出願システム開始以降、期間中の土日も変更を受け付けるようになりましたが、変更期間中の途中経過の出願状況の公表は土日にはされていません。さらに中学校との連係その他も考えると土日は変更手続きの端末操作ができるという期間ではあっても本当の意味で「変更期間」とはいえるかどうかは疑問です。

<検査期日>
2026年34日(水)

  ※一部の高等学校では5日(木)にも実施

「検査期日」とは公立高校入試の日のことです。
3/4(水)に5教科の学力検査を行い、面接のある高校のほとんどはそれも済ませるでしょう。独自検査まですべて1日でやってしまうところが多いです。 3/5(木)もやるのは、一部の高校の独自検査や実技検査などですね。  

検査期日の学力検査の時間割
9:20~10:10 国語
10:30~11:20 数学
11:40~12:30 英語
13:20~14:10 理科
14:30~15:20 社会

<追検査>
2026年3月10日(火)

  ※一部の高等学校では11日(水)にも実施

コロナの他、インフルエンザ等で受検ができなかった生徒を救済するための追検査です。面接や実技検査がある高校、独自検査を受ける場合も同じようにやります。学力検査の問題は当然別です。本検査と比較して問題は全体的にやや難しいように思います(個人の感想)。

<合格発表>
2026年313日(金)

検査日(入試日)から合格発表までの期間も昨年と同じです。コロナ禍の最中と比べて追検査までの期間が短縮されているので、本検査から合格発表までの間隔もコロナ禍の頃と比べて大幅に短縮され、コロナ禍以前の状態に近くなっています。
例年通りなら午前9時発表です。この日は合格発表と同時に第二次選抜の募集人員も発表されます。 当然ながら、ここで定員が埋まっている高校では第二次選抜は行われません。  

以上が第一次選抜の日程ですが、ここで簡単に第二次選抜についても触れておきましょう。 第一次選抜で合格した人は第二次選抜には出願できません(「合格を蹴って」ということもできませんので気をつけましょう)。  

■ 第二次選抜(全日制及び定時制の課程)

第二次選抜は欠員が出た高校だけ行う入試です。当然、多くの高校では実施されませんし、実施される高校でも募集人員は数名程度というケースが多いです。定員割れした人数分だけ募集するわけですから、当然なのですが。

日程は
3/14(土)午前9時~3/16(月)午後4時 出願期間
3/17(火)午前9時~午後4時 出願変更期間
3/19(木)入試
3/24(火)合格発表

2025年春との変更点はなし。ただ一つ、入試日が一日早くなりましたが、2025年春と同じ曜日にすると春分の日になってしまうからというだけでしょう。他は2025年春と全く同じです。