合格発表までの長い日々

前代未聞!?2週間以上待たされる日程

 水曜日(と木曜日)が公立高校第一次選抜の日だったが、その合格発表は3月21日(日)午前9時。金曜日(3/5)が公立中学校の卒業式だった地域が多いとしても(それまではつまり学校があった)、そこから2週間以上残っている。例年が1週間程度だったのを思えば、ほぼ倍だ。1週間だった頃でも「早く発表してくれないかな」という感じだったが、今年の場合本当に長く、悩んでいる子や心配している子にはつらい2週間に違いない。まさか2週間連続でディズニーリゾートに出かけるわけにもいくまい。すぐそばに住んでいるなら行けないこともないか…。

あれこれ考えるのはやめようとはいうものの…

 あれこれ考えたところで結果は変わらないのだから、あまり気にせず過ごしましょうといっても、当時者はそうもいかないかもしれない。まず不安要素を消しておこう。

 この前知ったのだがその運命の3/21、地元中学校は授業日だとか。公立高校の合格発表の日に学校を休んでいるわけにはいかないということだろうが、在校生はとばっちりを食らってしまった格好(代休はもちろんあるが)。そもそも日曜日に公立高校の合格発表というのはちょっと記憶にない(第二次選抜などは別にして)。子どもたちは年度の終わりまでコロナに振り回されて本当にかわいそうだった。

1.受検番号の書き忘れで0点ということはない。

 受検番号が書いてあるかどうかは公立高校入試では回収の時にチェックされ、書いてない子は呼び出されることになっているので(実例あり)、受験生が家に帰ってから「書いたかな」と思い返して心配し恐れる必要はない。

つまり、本当に書いてなくてそのままなんてことがあったら悪いのは回収係であって(高校側の不祥事)、受験生ではないことになる(はず)。

2.記述や作文は「0点か満点か」という配点ではない(それぞれ部分点がある)

 採点基準の詳細は非公開だが、記述や作文は(公開された基準もあり。新聞をよく見よう)0点か10点かというようなざっくりとした配点ではないので、とりあえず「書けた」という子はそこに期待してよい。

 とは書いたもののその設問(たとえば記述問題)で何点とれたかどうかと言うのは分からないから、自己採点で○○点とったというのはあてにならないのよね…。

3.1教科悪ければ不合格というシステムはない

 数学などは例年「大失敗した」という子も出るが1教科悪かったから不合格という仕組みはない。あくまで5教科の合計点(と内申点)で勝負だ。1科目悪かったら~という仕組みが一応ある公立高校以外の某校でも、実際の適用例はほぼ無いとのこと(確認済)。

4.面接で「失敗した」といえるのは態度が悪かった子だけ

 面接を公立高校第一次選抜(の標準検査)で最近やっている高校自体少なくなったが(独自検査はまた別)、つまりは忙しくなる割に(今年は特にそうだろう)意味の無い作業だと高校側も思っていたと言うこと。今も続けてやっている高校側は受験生の態度をチェックしたくて面接をしている。面接官に悪態をついていなければ、「言葉に詰まった」とか「入り口で挨拶するのを忘れた」とか「緊張して何言うか忘れちゃった」で落ちることはないと断言してもよいから気にしなくてよい。

信じられないかもしれないが、悪態をついちゃう子もいたらしい。今は知らないが。

5.入試の平均や難易度の本当のところが公式に分かるのは9月頃。それまでは不明。

 毎年、解答速報のテレビ番組では予想平均が流れる。彼らなりに真剣に予想していると思うが、大きく難易度が変わっている年ほど予想平均が外れていることもある(詳細はこのページ)。それはそうだ。簡単になった、難しくなったとは言えても、どの程度というのは難しい。平均≠難易度でもある。平均点が同じでも得点の分布の仕方はずいぶん違うこともある。また、教えている側が易しいと思った問題でも受験生にはそうでなかったということもある。予想は難しいのだ。しかも、今みんなが語り合っているのは「自己採点」の結果。合格発表後に実際に開示される本物の得点とは違うことも少なくない。それも大きく違っている子も(人による)少なからずいる。だから、現段階では何とも言えないし、まして他人と比較して自分は・・・というのは愚の骨頂。ぎりぎりの合否は多くの人が思っているよりも下のレベルの争いであることが多い、公立高校入試の場合。

 ちなみに9月には県教委から(20分の1抽出調査ながら)公式の平均などが公表される。1問ごとの正答率も得点分布も公表される。内申点の分布も公表されるが細かく見ると実に興味深いデータが並んでいる。なお、高校ごとの最低合格点などは一切公開されない。

思いつくことをいくつか挙げてみた。まだ書くことがある気がするが、ざっと思いついたことだけだ。ほかに聞きたいことがあれば何でもメールしてほしい。今年の場合、私の頭の中に溜め込んでいても無駄になる知識なのでここに記しておく。