京大に進んだM君が来た

 この春、京都大学に合格し進学したM君が来訪。京大の話や昨今の北高の話など、楽しくさせてもらった。春には電話で大学合格の報告をもらっていたが、久しく会っていなかったので、私の順調な快復ぶりを見せることができてよかった。彼はすっかり髪も伸び(高校時代まで野球部で丸刈りだったのだ)雰囲気が変わっていた(当たり前)。彼が帰ってから何かを忘れたと思ったら写真だ。一緒に写真を撮るのを忘れていたのだった。しまったと思ったときには遅かった。

夏の思い出。岐阜公園横の鏡岩水源地の近くで見かけた遺構。
岐阜市にゆかりがあるものではなくて春日村(現揖斐川町)のものだったか。

 M君と大学入試の話をしていて思い出したが、「大学入試センター試験」というものがとうとうなくなってしまったんだなと今さら改めて。この塾ができてからも卒業生の大学受験生の相談には何度も乗ってきたが、制度そのものが大きく変わらなかったから自分でも経験を元にいろいろアドバイスができた。が、「大学入試共通テスト」世代の皆さんとは話がかみ合わないかもしれないなあ。と思いつつ母校の大学入試を見たら自分の世代のときとほぼ同じ教科・配点で笑ってしまった。変わらないものは変わらない。

というわけで面白いものをいろいろ見ました。

 ウチの塾は高校生を教えていないし、今後もそのつもりはないのだが、こうして大学受験の後に報告をしてくれる子がいて嬉しい。この春には私が病に倒れたことを知ったある卒業生が「作業療法士に合格しました」と報告してくれた。今頃どこかの病院で立派に人々のリハビリの助けになっているだろう。私も作業療法士さんには大変お世話になったしその辛抱強い仕事ぶりは大変参考にもなった。卒業生みんなそれぞれが自分の未来に向かって羽ばたいて生き生きと暮らしてくれれば、それで私はじゅうぶん幸せだ。

もうすっかり涼しくなったが、あのころは暑かったなあ。木陰が天国だった。