あれから300日

 2020年12月24日早朝、周りにも自分自身にも何の前触れもなくというか思い当たる前兆もなく私が突然倒れてから、今日で300日が経ちました。倒れた当初は命があるかどうかという瀬戸際だったようですし、意識が完全に戻ってからも左半身不随でしたから、これからどうやってこの体で生活していくのかと途方に暮れる毎日でしたが、寝たきりでベッドから動けない状態からスタートしてその後、2月にはすっかり歩けるようになって、周囲の予想を(いい方向に裏切って)約2か月で退院できました。

 それでも退院直後は体力もなく、何をしても疲れやすい状態でまだまだ何をするにも自信がありませんでしたが、その後、次第に体力も回復し、この塾の仕事も再開することができました。入院時半身不随だった私には望外のことでした。

 倒れたことは「不幸」以外の何者でもありませんが、このできごとで得たものがなかったわけではありません。それは以前よりも健康的な身体と健康的な生活。

 倒れてしばらくまともに食事ができなかった(栄養を胃に流し込まれていたり、その後も流動食だったりした)こともあって、入院中に体重が10kg以上減りました。といってもそれは麻痺していた左半身の筋肉も不自然にそげ落ちた状態で健康的とは言えなかったのですが、退院後も毎日歩くなど精進したところ、体力が回復する中でもなお減量することができ、退院直後よりもさらに5kg、倒れる前からのトータルで15kg以上体重を減らすことに成功しました。退院後は「リバウンド」する人が多いそうですが、私はそうはなりませんでした。

 私は小学生の頃から肥満体型でしたので、BMIで標準体型になった今の状態が人生の中で一番健康かもしれません。おそらく倒れる前よりは確実に健康的な身体になっていると言えるでしょう。倒れる原因だった高血圧も改善されました。

 というわけで、現状の私は身体に何の不安も支障もなく塾を運営できておりますというご報告でした。世間のコロナ禍、特に第5波では若年層の感染が増えているということだったので、小学生クラスの再開は躊躇しておりましたが、それも収まりつつあるようですので11月末からは小6クラスを、来年度からは小5クラスも再開する予定です。来年度からは以前の小5~中3までの指導体制に戻せる予定です。

 散歩は塾再開後も現在も続けております。このサイトに載っている写真の多くはその散歩で撮った写真です。常時5.2km/hで歩くことが今の目標ですが、今のところ5.1km/hというところです。入院しているときは4.8km/h(80m/分。これが不動産広告基準の「徒歩」速度)が目標だったことを思うとだいぶん速さも上がって普通になっています。今が人生で一番歩いているかもしれません。運動音痴の私ですが、歩くことは昔から嫌いではありませんでした。それが現在の体力作りにも役立っているというところですね。